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スペースXと創業者イーロン・マスク氏の本命ともいえる、火星移住にも利用できる次世代巨大ロケット「BFR」。その巨大な製造機器の画像をマスク氏がInstagramにて公開しました。
 
BFRは全長が106m、直径が9mの巨大ロケットで、上段の宇宙船部分だけでも全長48mもあります。そして今回の画像の製造機器は、そのカーボンコンポジット製となる宇宙船(かロケット)の製造に利用されます。
 
BFRは宇宙ステーションへの補給任務から月や火星への探査や移住計画、さらには地球上の2地点を結ぶ超高速移動手段としても利用できます。ロケットには31基の「ラプター」エンジンが搭載され、また宇宙船部分には100人程度の搭乗が可能です。
 
BFRは2019年前半に小規模な打ち上げテストを行い、2022年の無人火星着陸ミッション、そして2024年に有人機と無人機による火星着陸ミッションを予定しています。また上の画像のように初号機の製造も開始されており、ロサンゼルス港近くの製造施設の確保も進んでいるようです。
 
Image Credit: スペースX
■Elon Musk Shows Off ‘Tool’ for Mars-Colonizing Spaceship (Photo)
https://www.space.com/40243-spacex-mars-spaceship-elon-musk-photo.html
(文/塚本直樹)

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