今年3月31日に達成チーム無しで終了した、ロボット月面探査レース「Google Lunar XPRIZE(GLXP)」。しかしレースを企画したXPRIZE財団は、今後の月探査ミッションの継続を模索しています。
 
XPRIZE財団の公式ホームページに掲載された内容によると、現在計画されているのは賞金なしの月探査ミッション。また以前はグーグルが計画をサポートしましたが、新たなスポンサーも探すとしています。
 
今回の公式発表には日本チーム「HAKUTO」を主導したispace代表の袴田武史氏もコメントを寄せており、「XPRIZEのレースは民間企業企業による宇宙開発を新たなレベルへと底上げするために必要なことが証明された。新たなレースも同じような役目を果たすだろうし、もし開催されるなら歓迎したい」とコメントを寄せています。
 
なお、XPRIZE財団は今後数ヶ月をかけて新ミッションの内容を検討するとしています。民間探査車が月で活躍するというミッション、ぜひ継続されて欲しいものです。
 
Image Credit: XPRIZE
■XPRIZE PLANS TO CONTINUE LUNAR XPRIZE MISSION
https://www.xprize.org/press-release/xprize-plans-continue-lunar-xprize-mission
(文/塚本直樹)

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