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NASAが準備をすすめる、次世代宇宙望遠鏡の「トランジット系外惑星探索衛星(TESS)」。こちらがフロリダに到着し、2018年4月の打ち上げを待つことになりました。
 
TESSはその名の通り、トランジット法にて太陽系の外の惑星を探査する人工衛星です。トランジット法とは惑星が主星の前を通り過ぎる時の明るさの変化を利用して、惑星を探すというもの。なお、TESSの製造はオービタルATKが担当しました。
 
TESSは2年間にわたり、太陽系に近くまた明るい20万以上の惑星系を調査する予定です。現在稼働している「ケプラー宇宙望遠鏡」はこれまで2500個近くの系外惑星を発見してきましたが、TESSも数千個の系外惑星の発見が期待され、さらに詳細な調査は「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」でも行われます。
 
なお、TESS打ち上げはケネディ宇宙センターより、スペースXの「ファルコン9」ロケット4月16日以降に実施される予定です。
 
Image Credit: NASA
■NASA's Next Planet Hunter Arrives in Florida Ahead of April Launch
https://www.space.com/39734-nasa-tess-exoplanet-spacecraft-arrives-ksc.html
(文/塚本直樹)

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