2017年12月12日(現地時間)に宇宙開発企業のブルー・オリジンが実施した、民間宇宙旅行を見据えた「ニュー・シェパード」ロケットのテスト打ち上げ。その宇宙船には大型の窓と内部カメラが設置されており、まさに遠くない将来私達が体験するであろう宇宙空間への弾道飛行が10分ほど体験できます。

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今回打ち上げられたニュー・シェパードはブースターも宇宙船も新造されており、宇宙船カプセル「Crew Capsule 2.0」には0.7×1.1メートルの大型の窓が設置されています。これは2018年から始まる商業打ち上げの宇宙船と同じ仕様になっており、乗員は中から美しい宇宙空間を眺めることができます。

 

さらに、宇宙船の内部にはマネキン人形の「マネキン・スカイウォーカー」が搭乗。地上に降り立ったマネキン・スカイウォーカーの様子を見るに、特に打ち上げ時や着陸時のダメージは負っていない模様。日本でも12月15日に「スターウォーズ/最後のジェダイ」が公開されましたが、やはりそれとの(非公式な)コラボだったのでしょうか?

 

ニュー・シェパードのチケットの価格は公開されていませんが、代表のジェフ・ベゾス氏は「普通の人でも買えるくらいにしたい(10万〜20万ドルくらい?)」と意気込みを語っています。あと5年か10年、あるいはもう少し後には、誰もが当たり前に宇宙旅行が楽しめる日がくるかもしれませんね。

 

Image Credit: ブルー・オリジン
■Mannequin Skywalker’s ride to space onboard Crew Capsule 2.0
[https://www.youtube.com/watch?v=6ZJghIk7_VA] (文/塚本直樹)

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