宇宙開発企業のスペースX社は2017年10月11日(現地時間)、「ファルコン9」ロケットをカリフォルニア州のケネディ宇宙センターから打ち上げました。ロケットに搭載された人工衛星は予定軌道へと投入され、ロケット第1段のドローン船への着陸にも成功しています。
今回ファルコン9に搭載されていたのは、SESの人工衛星「SES-11」とEchoStarの人工衛星「ExhoStar 105」。SES-11はデジタルビデオやテレビ関連のサービスを北米で展開し、EchoStar 105もテレビや通信関連のサービスを提供します。
そしてファルコン9の第1段は、今年2月に打ち上げられたファルコン9の再使用品。2月のミッションでは、ドラゴン補給船を国際宇宙ステーション(ISS)へと打ち上げました。ロケット第1段の再使用は、今年の3月と6月に続き、これで3回目となります。
Image Credit: スペースX
■SpaceX to Launch Satellite with Pre-Flown Rocket Tonight: Watch Live
https://www.space.com/38429-spacex-satellite-launch-rocket-landing-watch-live.html
最新記事
-
天文豪華絢爛 ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した超星団「ウェスタールンド1」2024.10.08
-
宇宙開発先進レーダ衛星「だいち4号」が静止衛星との間で光衛星間通信に成功2024.10.08
-
打ち上げ情報スペースX、ESAの二重小惑星探査機「Hera」を打ち上げ2024.10.08
-
天文宇宙の “明るさ” に謎の光は不要 「宇宙可視光背景放射」の新たな推定結果2024.10.07
-
宇宙開発ハリケーン到来予想で安全対策 NASAが「エウロパ・クリッパー」10月10日の打ち上げ中止2024.10.07
-
天文アメリカのキットピーク国立天文台で撮影された紫金山・アトラス彗星2024.10.06