「Ariane 5」ロケット、打ち上げ成功! 計10トンの通信衛星搭載

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アリアンスペースは6月1日(現地時間)、「Ariane 5」ロケットを打ち上げました。ロケット発射場はフランス領ギアナのギアナ宇宙センターからでした。
 
同ロケットには「ViaSat-2」「Eutelsat-172B」という2つの通信衛星が搭載されていました。それぞれの重量は6.4トン、3.5トンと重量級。あわせて、Airane 5にとって最重量級の通信衛星の打ち上げとなります。
 
ViaSat-2はViaSatによって運用される通信衛星で、北アメリカや中央アメリカ、カリブ海、南アメリカ北部、さらには大西洋上の航空機や船舶にブロードバンドサービスを提供します。運用期間は14年以上を予定。またEutelsat-172BはEutelsatによって運用され、アジアーパシフィック地域や航空機、船舶にブロードバンドサービスを提供します。こちらの運用期間は15年以上となっています。
 
合計で10トン以上(周辺設備含む)のペイロードを当たり前に打ち上げてしまうあたり、信頼のAriane 5といったところでしょうか。
 
Image Credit: ESA
■ARIANE 5 LAUNCHES ITS HEAVIEST TELECOM PAYLOAD
http://m.esa.int/Our_Activities/Space_Transportation/Ariane_5_launches_its_heaviest_telecom_payload