1000万円で打ち上げボタンも押せる! 国産ロケット「モモ」がクラウドファンディング開始

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もはや、宇宙は国家や世界的大企業だけのものではありません。インターステラズテクノロジズ株式会社は6月1日、日本国産のロケットを宇宙空間まで打ち上げるプロジェクト「みんなの力で宇宙にロケットを飛ばそう!」の実現のために、クラウドファンディングを開始しました。
 
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今回のプロジェクトでは、2016年に北海道大樹町から日本国産ロケット「モモ」を打ち上げます。モモは高度120kmの宇宙空間にまで到達し、20kgのペイロードの搭載も可能です。使用用途としては宇宙観測や微小重力実験、高層大気の観察、さらにはエンタメ分野なども期待されています。さらに、2019年には人工衛星の打ち上げも視野に入れています。
 
同プロジェクトは2005年にエンジニアやジャーナリスト、作家らが集まって結成された「なつのロケット団」から始まりました。その後2012年には4号機「いちご」、2013年には6号機「すずかぜ」の打ち上げに成功。2016年には打ち上げ機用の10kN(1tonf 級) エンジンの開発に成功しています。
 
クラウドファンディングでは3,000円〜1,000万円までのさまざまなプランの投資が可能です。例えば3,000円の場合は報告書(PDF)とステッカーが配布、1万円で動画配信やオリジナルTシャツが追加され、5万円で打ち上げ地上支援スタッフ参加券、さらに1000万円では「打ち上げボタンを押す」ことも可能です。まさか、打ち上げボタンを押すという大役までも買えるとは…想像しただけで、なんだか緊張してきます。
 
なお目標金額を達成したとしても、天候状況等によって打ち上げが延期されたり、ミッションが完遂できない場合もあるとのことです。日本国産ロケットの開発を応援できる、今後がとっても楽しみなプロジェクトですね!
 
Image Credit: インターステラズテクノロジズ株式会社
■Blue Origin’s next rocket launch will crash in order to study results
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