20160430nutyuu
 
美しい宇宙空間や青い地球を上下左右360度、VR(バーチャル・リアリティ)で見られたら素晴らしいですよね! そんな計画を現実にしようとしている企業があります。SpaceVR社は125万ドル(約1億3000万円)の出資を受け、VR撮影が可能な独自衛星の打ち上げを目指すと発表しました。
 
SpaceVR社のCEOのRyan Holmes氏によると、この衛星の打ち上げは2017年の前半。同社は以前ISS(国際宇宙ステーション)への持ち込み可能なVRカメラの開発を試みていましたが、より柔軟な撮影の可能な衛星による撮影へと計画を変更しています。
 
同社が計画しているVR撮影衛星「Overview 1」2つの4K解像度センサーを搭載それぞれに広角撮影用のレンズを搭載し、2つのセンサーで撮影された映像は1つに合成されます。こうやって聞くと、市販されてる360度撮影が可能なVRカメラと構造が似ていますね。
 
実際に打ち上げられた後、Overview 1は1週間に2分程度のタイムラプス映像を複数撮影し、地球の顧客に送り届けます。またSpaceVR社は今後、24時間のライブストリーム配信も計画しているそうです。宇宙からの360度のVR映像、ぜひ一度見てみたいものですね!
 
Image Credit: SpaceVR
■SpaceVR has a new plan for filming virtual reality in space
http://www.theverge.com/2016/4/28/11526474/spacevr-satellite-camera-virtual-reality-space

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