20160428nhitomi
 
JAXA宇宙航空研究開発機構)は4月28日、記者会見にてX線天体観測衛星「ひとみ」運用を断念することを正式に発表しました。
 
ひとみは2016年2月17日に打ち上げられたX線天文衛星です。打ち上げと後日の機能チェックは正常に行なわれたものの、 3月27日の運用開始時刻に通信に失敗。地上からの観測や故障状況の推測により、姿勢制御に問題が発生し「太陽電池パネルに重大な問題」が発生していると予測されていました。

今回JAXAは「ひとみ」の異常回転をシミュレーションした結果、太陽電池パネルが根元から破断したと考えられること、トラブル直後に受信された電波は「ひとみ」のものではないことがわかったことから、「ひとみ」は電源を全て失い、復旧は不可能と判断したと発表しています。
 
ひとみは全長14m、重さ2.7トンとJAXA史上最大の科学衛星で、X線を観測することでブラックホールや超新星爆発など高エネルギーな天文活動の観測が期待されていました。
 
Image Credit:  池下章裕、JAXA
■JAXA
http://www.jaxa.jp/

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