20160406ndai
 
2010年に探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワから土壌サンプルを持ち帰ったように、最近は小惑星や衛星のサンプルを採取し、地球に持ち帰るというミッションが増えています。そんな状況に対応すべく、欧州宇宙機関(ESA)は小惑星探査機用の「微粒子採取モジュール」を公開しました。
 
実は、無重力下や微重力下では地球のようにドリルやスコップで地面を掘って…という方法はあまりうまくいきません。そのように大きな力を地面に対してくわえると、探査機自体が持ち上がってしまうからです。
 
今回開発されたプロトタイプのモジュールは3つの回転するブラシで小惑星の微粒子をかきとります。この発想…まるで掃除機のヘッドそのものです。なお、このモジュールは20秒以内に100gの微粒子を採取し、密閉された容器に収納することができます。またブラシと地面までの距離を測定することもできます。
 
ESAは今月中に、飛行機による微重力実験によってこのモジュールの実用性を検証します。未来の探査機が掃除機みたいなヘッドで微粒子を収集するようになるとしたら…なんだかコミカルで楽しそうですね!
 
Image Credit: ESA
■ASTEROID CLEANER
http://m.esa.int/spaceinimages/Images/2016/04/Asteroid_cleaner

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