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現在私たちの頭上を周回している国際宇宙ステーション(ISS)には、6人のクルーが滞在しています。彼らは実験で忙しく過ごしているだけでなく、もちろん食事や運動などの「人としての日常生活」も同時にこなしています。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=VjoBhszMPaE[/youtube]
 
今回は海外メディアのThe VergeがISSに滞在している宇宙飛行士のティム・コプラさん、ジェフ・ウィリアムズさん、ティム・ピークさんに行なったインタビューと、NASAやESAからの映像で「宇宙船での日常」をすこし覗き見してみましょう! トイレとかどうなってるのかな?
 
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まずはお目覚め。眠るのはベッドではなく寝袋です。1日や2日ならともなく、ISSのクルーが数ヶ月滞在すると考えるとちょっと辛いかも…。
 
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目覚めの後は朝食です。上のハムをピタで挟んだような朝食は、結構美味しそう。これならISSに滞在する機会があっても安心です。
 
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食事の後にはコーヒーもつきます。これまでISSでのコーヒーはフリーズドライのバッグ入りでしたが、最近は微重力で動作するエスプレッソマシンと特製カップでエスプレッソを楽しむことができます。
 
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次はエクササイズ! 重力のほとんど無いISSでは地上生活で必要だった筋肉がどんどん失われていきます。そのため、宇宙飛行士は「筋トレ/ランニング/サイクリング」などをこなす必要があるのです。これをしておかないと、地上に帰った時に筋力が足りず、大変な目にあってしまいます。

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そして入浴。入浴と言ってもISSにシャワーは無いので、実際には液体せっけんで髪を洗ったり体をふいて、タオルでぬぐって終わりです。

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次は、人類が生きていく上で避けては通れない「トイレ」。上が「大用」で下が「小用」となっており、どちらも空気を吸い取る力でにおいや内容物が飛び散らないようにうまく処理します。個人個人できちんと「道具」は分けられていますが、これはちょっと個人的にハードルが高いですね…。
 
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そして働いた後はフリータイム! 他のクルーとレクリエーションを楽しんだり、地上へ電話をかけることもできます。
 
さて、宇宙船での日常はいかがだったでしょうか? もちろん宇宙空間に人が長期間滞在するだけでも大きな挑戦ですし、使命に燃える宇宙飛行士にとってはこれくらいの障害はなんともないかもしれません。しかし、個人的にはお風呂とトイレの質が向上してから、宇宙に行きたいな〜なんて甘えた感想を持ってしまいました。
 
Image Credit: The Verge, NASA, ESA
■We videochatted astronauts working in space
[https://www.youtube.com/watch?v=VjoBhszMPaE]

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