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ロシア国営ROSKOSMOS社は3月14日3時56分(日本時間)、地球観測衛星「リスールスP」3号機を搭載した「ソユーズ2.1b」ロケットを、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙機地から打ち上げた。

ロケットは順調に飛行し、約9分21秒後に衛星を分離して、打ち上げは成功した。

リスールスPはロシアのRKTsプラグリェース社が開発した、電子光学センサー(ディジタルカメラ)を装備した地球観測衛星。撮影された画像はロシアの政府機関や民間企業などによって活用される。

打ち上げ時の質量は5920kgで、高度約470 × 480km、軌道傾斜角約97度の軌道で運用される。設計寿命は約7年が予定されている。

今回打ち上げられたのは3号機で、1号機は2013年に、2号機は2014年に打ち上げられている。

ソ連崩壊後、ロシア連邦の地球観測衛星は、軍事用、民間用ともに喪失した時期もあったが、近年になって再構築が始まっている。

ソユーズ2.1bロケットは、ソユーズ・ロケットの最新シリーズのひとつで、エンジンなどの改良により、従来機と比べ性能などが向上している。

Image Credit: Roskosmos

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Last Updated on 2022/11/17