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みなさん、映画「オデッセイ」はもう見ましたか? マッド・デイモン扮する宇宙飛行士が火星にたった一人取り残されるという絶望的な状況の中、科学的な知識を活かして必至に生き残りをかける…という名作映画なのですが、その中で重要な役割を果たした「火星を再現した土でのトマト等の植物の栽培」が可能なことが、オランダのヴァーヘニンゲン大学の研究チームによって報告されたんです!
 
オデッセイでは火星の土と排泄物をまぜてジャガイモを栽培していましたが、今回栽培されたのは「トマト/ライ麦/大根/えんどう豆/ほうれん草/ルッコラ/クレソン」など、なかなか美味しそうなラインナップ。しかも栽培方法は「排泄物を必要としない」、心理的なハードルの低いものです。
 
栽培には「火星環境を再現した土壌」が利用されました。以前にも同研究チームは土だけからの農作物の栽培に挑戦したのですが、失敗。そこで今回は土壌に「カットした草」を混ぜたのです。この草が、堆肥と同じように土壌に栄養を与えました。

 
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研究を行なったWieger Wamelink博士は、今回の栽培が「地下室」で行なわれたことを明かしました。もし実際に火星で植物を育てることとなった場合、宇宙からの放射線など火星の過酷な環境から逃れるために、同じような栽培方法になるだろうとしています。
 
えー、火星での食物栽培に非常に期待が高まったところなのですが、ここでかなり残念なお知らせです。今回栽培された植物はたしかに育ったのですが、「鉛/ヒ素/水銀を多量に含む」ために食用には適さないとのこと。せっかく食物が育ったのに、そんな罠があったなんて…。オデッセイでマッド・デイモンが体験した絶望の一部を味わった気分です。
 
ただ、実験の次のステップでは安全に食べられる食物の栽培に取り組むとしています。プロジェクトは現在クラウドファンディングによる資金調達も行なっており、もし火星での植物栽培に興味がありましたら協力してみるのも面白そうですね!
 
Image Credit: Business Insider
■Scientists have shown it’s possible to grow food in Martian soil without mucking around in your own waste
http://www.businessinsider.com/scientists-have-shown-its-possible-to-grow-food-in-martian-soil-without-mucking-around-in-your-own-waste-2016-3?IR=T

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