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三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月17日9時20分、H-IIAロケット30号機の打ち上げに向けた最後の準備段階となる「ターミナル・カウントダウン」作業を開始した。17時45分の打ち上げに向け、準備は順調に続いている。

ターミナル・カウントダウン作業では、推進剤(液体酸素と液体水素)がロケットに充填される他、機体位置や姿勢の初期設定、電波系統の点検、姿勢制御系の作動点検などが行われる。

打ち上げ日時は2月17日(水)17時45分(日本標準時)で、打ち上げが可能な時間帯は17時45分~18時30分(日本標準時)の45分間とされている。なお、現時点で打ち上げ時間帯の天候は曇りと予報されており、打ち上げに支障は出ない見込みだが、今後の天候状況等によっては延期の可能性もある。

打ち上げの模様はYouTube、ニコニコ生放送などを通じてネットで生中継されるほか、日本各地でパブリック・ビューイングの開催も予定されている。

ASTRO-HはJAXAなどが開発した衛星で、X線を使って宇宙を観測することを目的としている。打ち上げ時の質量は2.7トンで、高度約575km、軌道傾斜角31度の軌道を回りながら観測を実施する。運用期間は3年を目標としている。

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日本は1979年に打ち上げられた「はくちょう」に始まり、長年X線天文衛星を打ち上げ続けてきた。ASTRO-Hは2005年に打ち上げられ、2015年に運用を終了した「すざく」の後継機となる。ASTRO-Hの打ち上げ成功後には、「はくちょう」や「すざく」のような愛称が付けられることになっている。

またH-IIAロケット30号機では、打ち上げ能力の余裕を利用して、名古屋大学の「ChubuSat-2」、三菱重工の「ChubuSat-3」、九州工業大学の「鳳龍四号」の、合計3機の小型衛星も搭載されて打ち上げられる。

Image Credit: MHI

■三菱重工|MHI打上げ輸送サービス H-IIA/H-IIBロケット│H-IIAロケット30号機によるX線天文衛星(ASTRO-H)打上げ カウントダウンレポート
http://h2a.mhi.co.jp/mission/countdown/h2a_f30.html

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