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米空軍宇宙軍団第45宇宙航空団(45th Space Wing)は2月13日、スペースX社の「ファルコン9」ロケットによる通信衛星「SES-9」の打ち上げが、米東部標準時2月24日18時46分(日本時間2月25日8時46分)に実施されると発表した。

打ち上げが可能な時間帯は20時23分(同10時23分)まで確保されている。

またFlorida Today紙が報じたところによると、スペースXは今回の打ち上げでも、第1段機体を船に着地させる試験を実施するという。当初は発射台に近い陸上への着地が予定されていたが、その後ロケットの飛行プロファイルが変更され、通常の静止トランスファー軌道ではなくスーパーシンクロナス・トランスファー軌道に飛ばすことになったため、エネルギー的に第1段機体を陸まで戻すことができなくなり、海上の船で回収することになったという。

スペースX社はロケットの低コスト化を狙い、打ち上げたロケットを回収し、再使用するための開発や試験を数年前から続けている。昨年末にはロケットを発射台に程近い陸上に着陸させることに成功しているが、それと並行し、ロケットを陸まで戻せない場合には飛行経路の下にある洋上に浮かべた船の上に着地させて回収する試験も行っている。

船での回収は昨年1月と4月、そして今年1月にも行われているが、甲板に激突、あるいは着地後に転倒するなどし、機体は大きく破壊され、完全な成功には至っていない。

Image Credit: SpaceX

■SpaceX aims for drone ship landing after Feb. 24 Falcon 9 launch
http://www.floridatoday.com/story/tech/science/space/2016/02/13/spacex-aims-for-drone-ship-landing-falcon9-ses9-launch-cape-canaveral-air-force-station/80339842/

Last Updated on 2022/11/17