宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月20日、昨年12月3日にJAXAの奥村直樹理事長とインドネシア国立航空宇宙研究所(LAPAN)のトーマス・ジャマルディン長官が、航空宇宙研究開発分野におけるLAPANとJAXAの協力に関する改定協定に署名したことを発表した。

宇宙技術を活用した社会課題の解決の一層の重要性を相互に認識し、この改定では、協力検討分野の見直しと拡大が行われたという。また、国際宇宙探査に関する国際的な協議状況や今後の地域協力の発展の可能性をふまえ、宇宙探査が新たな協力検討分野として追加されたとしている。

JAXAによると、こうした取り決めを通じて、経済・技術の発展が著しいインドネシアとの間で宇宙航空分野における協力関係の深化を目指すとしている。

この協定の署名式は、12月1日から4日までインドネシア・バリ島で開催された第22回アジア・太平洋地域宇宙機関会議(Asia-Pacific Regional Space Agency Forum: APRSAF)開催中に実施されたという。

Image Credit: JAXA

■JAXA | 国際協力
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