文部科学省は2015年12月22日、国際宇宙ステーション計画への2024年までの参加を決定したと発表した。
馳浩文部科学大臣、島尻安伊子内閣府特命担当大臣(宇宙政策)、及び岸田文雄外務大臣はこの日、東京において、キャロライン・ケネディ駐日米国大使との間で、日本が我が国の国際宇宙ステーション(ISS)の2021~2024年の運用延長に関し、新たな日米協力の枠組として「日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)」を構築することを主たる内容とする文書を日米両国政府で取り交わした。
そしてそれを受け、宇宙基本計画工程表(平成27年度改訂(平成27年12月8日 宇宙開発戦略本部決定))に基づき、日本が2024年までのISSの運用延長に参加することが決定された。
ISSは1999年から建設が始まり、2011年にいちおうの完成を見た。ただ、その後も新しいモジュールの追加や移設が続けられており、今後も建造は続けられることになっている。日本は実験棟「きぼう」を保有し、また宇宙ステーション補給機「こうのとり」による物資の補給や、日本人宇宙飛行士の派遣などで参画している。
Image Credit: NASA
■国際宇宙ステーションに係る新たな日米協力関係の構築について:文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/12/1365568.htm