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ロシア連邦宇宙庁は2015年12月19日、「プログレスM-28M」補給船を大気圏に再突入させ、約5か月にわたるミッションを完了した。
プログレスM-28Mはモスクワ時間12月19日10時35分(日本時間2015年12月19日16時35分)、国際宇宙ステーション(ISS)から分離され、単独での飛行を始めた。そして軌道離脱のための逆噴射を行い、14時28分(20時28分)に太平洋の上空で大気圏に再突入して処分され、運用を完了した。
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プログレスM-28Mは今年7月に、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。船内には水や食料、生活用品、修理用部品、燃料など、2381kgの補給物資が搭載されていた。これらの物資がISSに運び込まれた一方で、ISSで発生したゴミが積み込まれ、今回の大気圏再突入によって船体と共に処分された。
次のプログレス補給船の打ち上げは、12月21日に予定されている「プログレスMS」補給船となる。プログレスMSは、従来のプログレスM-M補給船を大幅に改良した新型機で、今回が初の打ち上げ、宇宙飛行となる。
Image Credit: Roskosmos
■ЦУП. ТГК «ПРОГРЕСС М-28М» ШТАТНО СВЕДЕН С ОРБИТЫ И ЗАТОПЛЕН В ТИХОМ ОКЕАНЕ
http://www.federalspace.ru/21908/