NASAは2015年12月14日から新規の宇宙飛行士の募集プログラムを開始しました。合格した宇宙飛行士は商業ベースの宇宙船やISS(国際宇宙ステーション)だけでなく、有人探査機オリオンによる火星探査の準備に参加します。2011年以来となるNASAによる宇宙飛行士の募集、応募資格のある方はどしどし応募してみてください。
宇宙飛行士になる応募資格としては、まずアメリカ市民であることが求められます。この時点で、この記事を読んでいる多くの方は参加資格がないかもしれませんね…。
そしてエンジニアリングや生物科学、自然科学、コンピューターサイエンス、数学のどれかを学士か、それ以上の学位で修了していること。そしてジェット機で1000時間以上の機長としての経験か、3年以上の専門分野での経験が求められます。また、NASAによる健康状態の検査にも合格しなければなりません。さすが宇宙飛行士、選考のハードルはかなり高そうです。
受付期間は2015年12月14日から2016年2月18日までで、選考結果は2017年の中旬に発表されます。NASAによる募集はアメリカ市民を対象にしたものですが、こちらの記事では日本人として宇宙飛行士になる可能性について探っています。
2020年代は民間企業による宇宙開発も行われる予定ですので、今後NASAやJAXAに頼らない宇宙行きのチケットも登場するかもしれませんね!
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- Image Credit: Foundation3D
- NASA - Be an Astronaut: NASA Accepting Applications for Future Explorers
文/塚本直樹