油井亀美也さんら、3人の宇宙飛行士を乗せた「ソユーズTMA-17M」宇宙船が、2015年12月11日に国際宇宙ステーション(ISS)から地球へ帰還した。
ソユーズTMA-17Mは、カザフスタン現地時間2015年12月11日19時12分ごろ(日本時間2015年12月11日22時12分)ごろに、カザフスタン共和国ジェスカズガンの近くに着陸した。
ソユーズTMA-17Mにはオレッグ・コノネンコさん(ロシア連邦宇宙庁)、チェル・リングリンさん(NASA)、油井亀美也さん(JAXA)の3人の宇宙飛行士が搭乗していた。この3人は今年7月23日に同じ宇宙船に乗り宇宙へ出発。第44次/第45次長期滞在員としてISSに約141日間滞在し、さまざまな科学実験や、「こうのとり」5号機などの補給船の運用を実施した。
油井飛行士は帰還後「ただいま。体調は大丈夫です。重力を感じます。寒いけれど、みなさん大丈夫ですか?宇宙も素晴らしいけど、地球も素晴らしい。冷たい風が心地よい。ゆっくりシャワーでも浴びたいが、ツイッターをフォローしている人がたくさんいるので、発信していきたい。」とコメントした。
Image Credit: NASA/JAXA
■JAXA | 油井宇宙飛行士搭乗のソユーズ宇宙船(43S/TMA-17M)の帰還について
http://www.jaxa.jp/press/2015/12/20151211_43s_j.html