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中華人民共和国は2015年11月8日15時06分(中国標準時)、太原衛星発射センターから、地球観測衛星「遥感二十八号」を搭載した長征四号乙ロケットを打ち上げた。

ロケットは順調に飛行し、打ち上げは成功。米軍の観測でも、打ち上げ成功が確認されている。

中国政府の発表によれば、遥感衛星二十八号は地球観測(リモート・センシング)衛星で、科学的な試験や資源探査、農作物の管理を目的としているとされる。だが、遥感シリーズは軍事目的でも使用されているといわれている。

遥感シリーズには電子光学センサーを搭載した衛星、合成開口レーダーを搭載した衛星、そして電波傍受を目的とした衛星の大きく3種類があると見られており、今回打ち上げられた遥感衛星二十八号は、打ち上げロケットの性能や投入された軌道、ニュース番組などでの想像図、また過去の打ち上げとの比較などから、電子光学センサーを搭載した衛星であると考えられている。

また同一の軌道には、2012年に「遥感衛星十四号」が打ち上げられており、今回の遥感衛星二十八号はその後継機であるとも考えられる。

Image Credit: 中央政府门户网站

■我国成功发射遥感二十八号卫星_图片_新闻_中国政府网
http://www.gov.cn/xinwen/2015-11/08/content_2962521.htm