アリアンスペース社は、現地時間8月16日、地球観測衛星「Pléiades Neo 4」(プレアデス・ネオ)の打ち上げに成功しました。プレアデス・ネオ衛星は、同社のロケット「Vega」(ヴェガ)に搭載されて、赤道直下のフランス領ギアナにあるギアナ宇宙センターから発射。ロケットには、衛星の他にも「LEDSAT」「RADCUBE」「SUIUSTORM」「BRO-4」といった4機のキューブサットが相乗りしたということです。プレアデスネオは約1時間後に太陽同期軌道への軌道投入に成功しました。なお、このミッションは同社にとって2021年7回目に打ち上げとなりました。

地球観測衛星「プレアデスネオ」を搭載して打ち上げられるヴェガロケット(Credit: Arianespace)

【▲ 地球観測衛星「プレアデスネオ」を搭載して打ち上げられるヴェガロケット(Credit: Arianespace)】

プレアデス・ネオは、エアバス・ディフェンス・アンド・スペースが製作した分解能30cm の高性能地球観測衛星。アリアンスペース社によると、コンステレーションを構成する4機の内の2機目として運用されるということです。残りの2機は2022年に「Vega C」ロケットで打ち上げられる見込みになっています。衛星からの撮影は顧客の要請から30分から40分で可能であり、緊急性を要する災害の対応で活用される可能性があります。また撮影データは、オンラインプラットフォーム「OneAtlas」へ配信され、アクセスが可能だということです。

地球観測衛星「プレアデスネオ」のイメージ図。分解能30cmと高性能だ(Credit: Arianespace)

【▲ 地球観測衛星「プレアデスネオ」のイメージ図。分解能30cmと高性能だ(Credit: Arianespace)】

打ち上げに使用されたヴェガロケットは、今年4月28日にプレアデス・ネオ3の打ち上げに使用されました。4月の打ち上げは、昨年11月に発生した打ち上げ失敗からの復活となりました。

 

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Image Credit: Arianespace
Source: Arianespace/Space News
文/出口隼詩

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