
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:NASA)
こちらは、アメリカ航空宇宙局(NASA)の木星探査機「ジュノー(Juno)」が木星近接通過を実施した際に取得したデータをもとに作成された再現映像です。
2020年6月2日に行われた27回目の木星近接通過(PJ27: Perijove 27)で、ジュノーに搭載されている可視光カメラ「JunoCam」で撮影した41枚の静止画データが使用されています。
Source
- Image Credit: Video Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS/Kevin M. Gill
- Music Credit: “There’s Probably No Time” by Chris Zabriskie
- NASA - PIA23807: A Flight Over Jupiter
JunoCamの画像は一般公開されており、多くの市民科学者が独自の画像処理や動画制作に取り組んでいます。この映像を作成し公開したのは、市民科学者のKevin M. Gill氏です。Gill氏はこれまでもJunoCamのデータを活用し、さまざまな画像や映像を発表してきました。
まるで探査機に乗って木星を高速で通過していくような迫力のある映像体験を、ぜひお楽しみください。
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編集/sorae編集部