【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:NASA)
こちらは、木星の衛星「エウロパ」の表面にある「コナマラ・カオス(Conamara Chaos)」と呼ばれる地域をクローズアップしたものです。
Source
- Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Ryan Sicilia
- NASA - Conamara Color Closeup
「コナマラ・カオス」では、地球の極地で見られるような大型の氷塊が水面上を漂う「アイスラフト」が確認されており、これはエウロパの表面下に液体の海が存在する可能性を示唆しています。
この疑似カラー画像は、アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)が2024年10月2日に公開したもので、1998年に木星探査機「ガリレオ」が撮影したモノクロ画像のデータをもとに作成されました。
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編集/sorae編集部