
【スカパーJSAT プレスリリース:2025年2月5日】スカパーJSATとPlanet Labs PBC 230百万ドルの低軌道衛星コンステレーション構築に向けて協業 ~自社保有による低軌道観測衛星事業に本格参入~

【▲ 次世代光学観測衛星「Pelican」イメージ図(Credit: Planet Labs PBC)】
(引用元:スカパーJSAT)
スカパーJSAT株式会社は2025年2月5日、米国のPlanet Labs PBC(以下、Planet)が開発する次世代光学観測衛星「Pelican(ペリカン)」を採用した低軌道衛星コンステレーションの構築に向け、Planetとの協業を開始することを発表しました。スカパーJSATは、米国に新設するJSAT Beyond Innovation LLCを通じて約2億3000万米ドルの投資を行い、自社で衛星コンステレーションを構築・保有し、本格的に地球観測衛星事業に参入する方針です。
スカパーJSATはこれまで、自社が保有する静止軌道衛星を活用した事業を中心に展開してきましたが、今回の取り組みにより、安全保障分野をはじめとする地球観測衛星データの需要拡大に応えるため、安定供給能力を強化する考えです。また、防災・減災分野をはじめとする幅広いニーズを確実に取り込むとともに、同社のデータ解析力を最大限に活用した新たな需要開拓にも注力し、今後の成長戦略の柱とすることを目指します。

※本記事は、プレスリリースをもとに再編集したものです。詳細は公開元のプレスリリースを参照してください。
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編集/sorae編集部