【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

この画像は、アメリカ航空宇宙局(NASA)のX線宇宙望遠鏡「チャンドラ」の打ち上げ25周年を記念して作成された『わし星雲「創造の柱(Pillars of Creation)』で、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による赤外線観測データも使用されている疑似カラー画像です。

Source
  • Image Credit: X-ray: NASA/CXO/SAO; Infrared: NASA/ESA/CSA/STScI; Image processing: NASA/CXC/SAO/L. Frattare
  • sorae - X線と赤外線で観測された「わし星雲」の“創造の柱” チャンドラの打ち上げ25周年記念画像から

 

「創造の柱」だけでなく、天体画像の多くは着色されているものが多く見られます。

天体に色を付けることには、主に人間の目では見えない「X線」や「赤外線」などの波長を視覚化するためです。異なる波長に色を割り当てることで、天体の構造や温度などがわかりやすくなり、科学的な分析に役立ちます。

また、着色することで、複雑なデータを一般の人々にもわかりやすく魅力的にみせることができます。

関連記事:壁紙にいかが? わし星雲の“創造の柱”をウェッブ宇宙望遠鏡が撮影

過去に紹介した「創造の柱」の別カラー画像

【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)と中間赤外線装置(MIRI)で撮影された「わし星雲」の“創造の柱”(Credit: NASA, ESA, CSA, STScI, J. DePasquale (STScI), A. Pagan (STScI), A. M. Koekemoer (STScI))】
【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)と中間赤外線装置(MIRI)で撮影された「わし星雲」の“創造の柱”(Credit: NASA, ESA, CSA, STScI, J. DePasquale (STScI), A. Pagan (STScI), A. M. Koekemoer (STScI))】
【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の中間赤外線装置(MIRI)で撮影された「わし星雲」の“創造の柱”(Credit: Science: NASA, ESA, CSA, STScI; Image Processing: Joseph DePasquale (STScI), Alyssa Pagan (STScI))】
【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の中間赤外線装置(MIRI)で撮影された「わし星雲」の“創造の柱”(Credit: Science: NASA, ESA, CSA, STScI; Image Processing: Joseph DePasquale (STScI), Alyssa Pagan (STScI))】
【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)で撮影された「わし星雲」の“創造の柱”(Credit: NASA, ESA, CSA, STScI; Image Processing: Joseph DePasquale (STScI), Anton M. Koekemoer (STScI), Alyssa Pagan (STScI))】
【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)で撮影された「わし星雲」の“創造の柱”(Credit: NASA, ESA, CSA, STScI; Image Processing: Joseph DePasquale (STScI), Anton M. Koekemoer (STScI), Alyssa Pagan (STScI))】
【▲ ハッブル宇宙望遠鏡が赤外線撮影した“創造の柱”(Credit: NASA, ESA/Hubble and the Hubble Heritage Team)】
【▲ ハッブル宇宙望遠鏡が可視光撮影した“創造の柱”(Credit: NASA, ESA/Hubble and the Hubble Heritage Team)】» NASA- ‘X’-ploring the Eagle Nebula and ‘Pillars of Creation’

 

関連記事:超大型望遠鏡VLTが撮影したイータカリーナ星雲の美しき“破壊の柱”

編集/sorae編集部
#創造の柱 #チャンドラ #ウェッブ宇宙望遠鏡

元記事を読む