
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは『夜空に浮かび上がる「マゼラニックストリーム」の想像図』です。soraeが2022年10月7日の記事内で紹介した画像です。
Source
- Image Credit: Colin Legg / Scott Lucchini
- sorae - 大マゼラン雲と小マゼラン雲を包んで保護する「銀河コロナ」ハッブル等の観測データで確認
マゼラニックストリーム(Magellanic Stream:マゼラン雲流)とは、天の川銀河の伴銀河である大マゼラン雲と小マゼラン雲から伸びる中性水素ガスでできた細長い帯状の構造で、天の川銀河の中心からおよそ20万光年離れたところにあります。※マゼラニックストリームがもっと近くに位置している可能性があるとの研究成果も出ています。
マゼラニックストリームのガス流は、銀河系の星形成に関与している可能性があり、その起源と進化を理解することで、銀河の相互作用やガスの流出に関する新たな知見を得られることができるようです。
元記事では、大マゼラン雲と小マゼラン雲を包んで保護する「銀河コロナ」についても解説しています。
編集/sorae編集部