【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

こちらは、soraeが2020年4月15日の記事内で紹介した『天王星の衛星アリエル』です。アメリカ航空宇宙局(NASA)の惑星探査機「ボイジャー2号」が1986年に撮影しました。

Source
  • Image Credit: NASA/JPL-Caltech
  • sorae - 天王星の衛星が小さく形成された理由が解明

 

天王星の5大衛星の中で4番目に大きいのがアリエルです。直径は約1158kmで、主に氷と岩石で構成されています。アリエルは、天王星の赤道面に近い軌道を公転しており、自転と公転が同期しているため、常に同じ面を天王星に向けています。

アリエルの表面には、多くのクレーターや谷などが見られます。これらは過去の地質活動の痕跡と考えられています。特に、表面の特徴は他の天王星の衛星に比べて比較的新しく、氷火山活動が存在していた可能性が示唆されています。

 

編集/sorae編集部

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