【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

こちらは、soraeが2019年8月20日の記事内で紹介した『外惑星「LHS 3844b」』の想像図です。

 

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LHS 3844bは、から約48.6光年離れたM型恒星「LHS 3844」を約11時間で公転している外惑星です。主星にあまりに近いことから、LHS 3844bは自転と公転の周期が一致する「潮汐固定(潮汐ロック)」の状態にあり、片側がいつも昼、もう片側がいつも夜の世界になっていると考えられています。

LHS 3844bの大きさは、の約1.3倍で「」に分類されています。2018年にアメリカ航空宇宙局()の系外惑星探査衛星「」によって発見され、その後「スピッツァー」によって、昼側は摂氏約770度、夜側は摂氏マイナス272度という大きな温度差が確認されました。つまり、昼夜の温度差は1000度に達します。

また、様々な観測結果から、LHS 3844bには大気が存在しないと考えられ、表面は玄武岩で覆われている可能性が高いとされています。

 

文/sorae編集部

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