【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2020年10月13日の記事内で紹介した『ブラックホールに引き裂かれながら飲み込まれていく恒星』の想像図です。
Source
- Image Credit: ESO/M. Kornmesser
- sorae - ブラックホールに引き裂かれ飲み込まれていく太陽サイズの恒星を観測
質量が太陽の数十万~数十億倍以上もある超大質量ブラックホールに恒星が近づくと、ブラックホールがもたらす潮汐力によって恒星が破壊されることがあります。潮汐力で天体が破壊される現象は「潮汐破壊(英:tidal disruption)」と呼ばれています。
また、ブラックホールの周辺では物体が強く引き伸ばされる力を受けて変形したり、破壊されて細長い流れになったりすると考えられていることから「スパゲッティ化現象(英:spaghettification)」とも呼ばれています。
文/sorae編集部