【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2024年1月2日の記事内で紹介した『火星探査機が撮影した3億km先の地球と月』です。この画像は、合計4枚のアニメーション画像となっており、地球(白い点)を半周する月(灰色で左から右方向)が写っていることがわかります。
Source
- Image Credit: ESA/DLR/FU Berlin
- sorae - 欧州の火星探査機マーズ・エクスプレスが撮影した3億km先の地球と月
こちらは2023年5月15日から同年6月2日にかけて火星の周回軌道で撮影された4枚の画像を使って作成したアニメーション画像です。中央の明るい点は地球で、左から右へと移動していく暗い点は月。撮影期間が半月間に渡るため、月が地球の周りを半周する様子が捉えられています。
撮影に使用されたのは欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機「マーズ・エクスプレス(Mars Express)」に搭載されている「高解像度ステレオカメラ(HRSC)」です。撮影は2003年6月2日に打ち上げられたマーズ・エクスプレスのミッション開始20周年を記念して実施されました。ESAによると、画像の解像度は1ピクセルあたり約2570km、撮影期間中の地球から火星までの距離は2億7918万6624kmから3億101万6265kmへと変化しました。
(元記事より引用)
文/sorae編集部