【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、アメリカ航空宇宙局(NASA)の惑星探査機「ボイジャー2号」が撮影した土星です。画像の左側には土星の衛星のテティス、ディオネ、レアの姿も小さく写っています。
Source
- Image Credit: NASA/JPL-Caltech
- sorae - 今年の8月26日は惑星探査機「ボイジャー2号」の土星フライバイから40年
1977年8月20日に打ち上げられたボイジャー2号は、2年後の1979年7月に木星のフライバイ探査を行いつつ機体を加速させ、さらに2年後の1981年8月26日に土星のフライバイ探査を実施しました。ボイジャー2号は木星で約1万8000枚、土星で約1万6000枚の画像を撮影しており、冒頭の画像もそのうちの1枚となります。
土星のフライバイ探査から5年後の1986年1月、ボイジャー2号は初の天王星フライバイを実施。その3年後の1989年8月には初の海王星フライバイも行われました。土星フライバイは、ボイジャー2号による史上初の天王星・海王星フライバイに向けた軌道変更でもあったのです。
文/sorae編集部