【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2023年9月19日の記事内で紹介した『天の川銀河のすぐ近くにある巨大構造「ホオレイラナ」の解説図』です。
「ホオレイラナ (Hoʻoleilana)」は画像左側の茶色の円の箇所で、画像中央右下の「天の川銀河(Milky Way)」と比較すると非常に巨大な構造であることがわかります。また、天の川銀河の上側の黄緑色の箇所は、「ラニアケア超銀河団(Laniakea)」を示しています。
Source
- Image Credit: Frédéric Durillon, Animea Studio; Daniel Pomarède, IRFU, CEA University Paris-Saclay
- sorae - 直径10億光年の泡状構造を発見 ハワイの創世神話にちなみ「ホオレイラナ」と命名
この宇宙に存在する銀河はランダムに分布しているのではなく、物理法則に従い規則的に分布していると考えられていますが、銀河の分布に対する影響はとても小さく、観測で見つかる可能性は低いと考えられてきました。
研究チームは、これまでで最大規模の銀河分布図「Cosmicflows-4」を使用した研究により、天の川銀河の比較的近くに存在する直径10億光年にも達する巨大な銀河の泡状構造を発見しました(2023年9月)。研究者はこの構造を、ハワイの創世神話に因んだ「ホオレイラナ (Hoʻoleilana)」と名付けています。
元記事では、ホオレイラナ関する詳細を解説しています。
文・編集/sorae編集部 元記事/彩恵りり