【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2023年12月27日の記事内で紹介した『「とけい座」で輝く3つの銀河とその周辺』です。
Source
こちらの画像には、横一列に並ぶようにして写っている3つの銀河があります。
右端の一番大きく見えるものが「NGC 1356」、そのすぐ左隣が「LEDA 95415」、少し離れた画像左端のものが「IC 1947」と呼ばれています。
さて、3つの銀河のうち、地球から一番近いのはどれだと思いますか?
欧州宇宙機関(ESA)による情報を見てみると、以下のようになっています。
・NGC 1356:約5億5000万光年
・LEDA 95415: 約8億4000万光年
・IC 1947:約5億光年
正解は、一番左に写っている「IC 1947」です。
なお、あと少しで衝突しそうに見えるNGC 1356とLEDA 95415は、約3億光年ほど離れているようです。
文・編集/sorae編集部