【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

こちらは、NASAの探査機「ニュー・ホライズンズ」が2015年に撮影した『冥王星(強調カラー)』です。

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  • Image Credit: Universität Bern / Illustration: Thibaut Roger
  • sorae - “冥王星のハート” は低速の巨大衝突が起源? 地下に海はないかもしれない

 

「冥王星」の表面には、目を引くハート型の地形「トンボー地域」があります。トンボー地域は東西で地形が大きく異なっており、特に西側は「スプートニク平原」と呼ばれる非常に平らな低地となっています。

※冒頭画像の中央付近に写る、明るく平らな地域がスプートニク平原です。

ベルン大学のHarry A. Ballantyne氏などの研究チームは、スプートニク平原の起源は衝突クレーターではないかと考察し、シミュレーションを実行しました。その結果、直径約730kmの天体が低速で斜めに衝突すると、スプートニク平原に一致する涙形の低地が形成されることが判明しました。一方、このシミュレーションが正しい場合、冥王星の地下には液体の水でできた海がないという、これまでの推定とは異なる内部構造が予想されます。

元記事では、冥王星のハートの起源を調べる研究について解説しています。
編集/sorae編集部

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