【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2022年5月7日の記事内で紹介した『天の川銀河と大マゼラン雲にある22組のブラックホール連星』です。【再掲載】
Source
- Image Credit: NASA's Goddard Space Flight Center and Scientific Visualization Studio
- sorae - 大小さまざまなブラックホール連星を描いた動画、NASAが公開
まずは以下の動画をご覧ください。
NASAのゴダード宇宙飛行センターが公開したこの動画(※オリジナル動画にsoraeが解説を加えたバージョン)では、天の川銀河と大マゼラン雲で見つかっている22組のブラックホール連星が、それぞれ同じ縮尺で描かれています。また、連星の公転軌道面の傾きは、地球から見た角度に合わせています。
動画では、以下の4組の特徴的なブラックホール連星がクローズアップされます。
・「MAXI J1659」
高速回転するブラックホール連星
・「A0620-00(いっかくじゅう座X-1)」
既知のブラックホール連星で最も太陽系に近い
・ブラックホール連星「Cygnus X-1(はくちょう座X-1)」
観測史上初めて見つかったブラックホール
・ブラックホール連星「GRS 1915」
降着円盤を持つブラックホール連星で最も幅が広い
文・編集/sorae編集部