
【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2020年5月14日の記事内で紹介した『ベテルギウスとその周辺を長時間露光で撮影した画像』です。
Source
- Image Credit: Adam Block, Steward Observatory, University of Arizona
- sorae - ベテルギウスとその向こう側で輝く無数の星々
2019年末から2020年の春にかけて、オリオン座の1等星「ベテルギウス」の減光に注目が集まりました。
そんなベテルギウスも、天の川銀河におよそ1000億個あるとされる恒星の1つでしかありません。2020年2月に撮影された冒頭の画像では、地球からおよそ700光年離れたベテルギウスの向こう側で輝く無数の星々が、まるで板チョコにまぶしたパウダーシュガーのように写し出されています。
また、画像に向かってベテルギウスの上に見えている赤い部分は、「エンゼルフィッシュ星雲」の別名でも知られる散光星雲「Sh2-264」の一部です。
元記事では、オリオン座周辺を長時間露光で撮影した画像なども紹介しています。
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文/sorae編集部