【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
Source
- Image Credit: ESA & NASA/Solar Orbiter/EUI Team
- sorae - 太陽の高解像度画像 欧州の探査機「ソーラー・オービター」が撮影
こちらは、soraeが2022年6月3日の記事内で紹介した『太陽探査機「ソーラー・オービター」が撮影した太陽の南極』です。この画像は、ソーラー・オービターに搭載されている極端紫外線撮像装置「EUI(Extreme Ultraviolet Imager)」で撮影されており、色は擬似的に着色されています。
ESAによると、明るい領域では磁力線がループ状に閉じていて(閉じた磁力線)、EUIは閉じ込められたプラズマから放出された紫外線を捉えています。いっぽう暗い領域では磁力線が閉じておらず、プラズマが宇宙空間へと流出して太陽風を作り出すことができます。
ソーラー・オービターは2022年3月26日、太陽に約4800万kmまで接近して観測を行いました。水星が太陽に一番近付く時と同じくらいまで太陽に接近・通過したことになります。ソーラー・オービターの耐熱シールドは、太陽最接近時の温度が摂氏約500度に達したといいます。
(元画像より引用)