【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2021年6月7日の記事内で紹介した『銀河「NGC 4680」』です。
「おとめ座」の方向およそ9800万光年先にあるNGC 4680は、中心部分の黄色みがかったバルジから青い渦巻腕が伸びる姿が一見すると渦巻銀河のようですが、分類が難しい銀河のようです。
フランスのストラスブール天文データセンターが運用するデータベース「SIMBAD」では、NGC 4680の形態は渦巻銀河と棒渦巻銀河の中間(SABa)に分類されていますが、このように渦巻銀河のひとつとされることもあれば、渦巻銀河と楕円銀河の中間にあたるレンズ状銀河に分類されることもあるようです。
また、銀河は永遠に同じ形をしているわけではなく、他の銀河の影響を受けるなど姿形は変化していきます。