【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

Source
  • Image Credit: NASA/JHUAPL/SwRI
  • sorae - 冥王星を離れゆく探査機「ニュー・ホライズンズ」が見た氷の地平線

 

こちらは、soraeが2021年2月8日の記事内で紹介した『探査機「ニュー・ホライズンズ」が撮影した冥王星の地平線』です。この画像が撮影されたのは、2015年7月14日でしたが、地球にデータが届いたのは同年9月13日のことでした。

今まさに目の前に冥王星の景色が広がっているかのようです。

2015年7月14日、NASAの探査機「ニュー・ホライズンズ」は2006年の打ち上げから9年の時を経て、地球からおよそ48億キロメートル離れた冥王星に最接近しました。ニュー・ホライズンズは地球の人工衛星のように冥王星を周回することはせず、近くを通り過ぎていく軌道をとっています。この画像はその最接近から15分後、冥王星から約18,000キロメートル離れたところでニュー・ホライズンズが後ろを振り返って冥王星を撮影したときのものです。

(中略)

下の画像は冒頭のものよりも広い範囲を撮影したものですが、細かく見ていくと地表近くに霧のようなものが発見されました。この霧やもやのようなものは「夕暮れ時」の太陽光を反射し、また山の影もあったからこそ発見できたと言えるでしょう。他の画像も組み合わせた研究から、地球で水が循環するように冥王星では窒素が循環して天気が変わっていくのではないかと言われています。

(元記事より引用)

冥王星の「夕暮れ時」の画像。氷でできた山々や平原が広がっている。画像の横幅はおよそ1250キロメートルの範囲(Credit: NASA/JHUAPL/SwRI)

 

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