【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
Source
- Image Credit: ESA/Rosetta/NAVCAM
- sorae - チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星、太陽からの距離によって色が変わっていた
こちらは、soraeが2020年2月10日の記事内で紹介した『短周期彗星「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P/Churyumov-Gerasimenko)」』です。太陽をおよそ6年半で一周しているチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星は、欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機「ロゼッタ」が周回観測を実施した彗星です。
元記事では、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の色が太陽の距離によって変化していることが明らかになった研究成果を紹介しています。
チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星は、太陽に最も近づくときは地球と火星の公転軌道の中間あたり(約1.3天文単位)、最も遠ざかるときは木星の公転軌道よりも外側(約5.7天文単位)まで移動する楕円形の軌道を描いています。
今回、Gianrico Filacchione氏(イタリア国立天体物理学研究所)らの研究チームは、2014年8月から2016年9月までのおよそ2年間に渡るロゼッタの観測データを分析した結果、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星本体(幅およそ3km)の表面の色が太陽の遠くでは赤っぽく、近くでは青っぽく変化していたことが判明したと発表しました。
(元記事より引用)