【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)


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  • Image Credit: ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の中間赤外線観測装置(MIRI)で観測された「がか座ベータ星」のデブリ円盤
  • sorae - ウェッブ宇宙望遠鏡が「がか座ベータ星」で発見した“猫のしっぽ”?

 

こちらは、soraeが2024年1月17日の記事内で紹介した『「がか座(画架座)」の方向約63光年先の恒星「がか座ベータ星(β Pictoris)」周辺の様子』です。

この画像は「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope:JWST)」の「中間赤外線観測装置(MIRI)」で取得したデータをもとに作成されました。ウェッブ宇宙望遠鏡は人の目で捉えることができない赤外線の波長で主に観測を行うため、公開されている画像の色は取得時に使用されたフィルターに応じて着色されています。

ウェッブ宇宙望遠鏡を運用する宇宙望遠鏡科学研究所(STScI)によると、同望遠鏡でがか座ベータ星を観測した結果、湾曲しながら細長く伸びた構造が初めて捉えられました。画像の中央から右上に向かって伸びる白っぽい色をしたものが発見された構造で、その形から「Cat's tail(猫の尻尾)」と呼ばれています。

(元記事より引用)

【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の中間赤外線観測装置(MIRI)で観測された「がか座ベータ星」のデブリ円盤(注釈付きバージョン)。MIRIの観測で発見された“猫の尻尾”(黄色の点線)は、主円盤(白色の破線)に対して傾いた副円盤(水色の点線)に付随する構造とみられている(Credit: NASA, ESA, CSA, STScI, C. Stark and K. Lawson (NASA GSFC), J. Kammerer (ESO), and M. Perrin (STScI))】
【▲ ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の中間赤外線観測装置(MIRI)で観測された「がか座ベータ星」のデブリ円盤(注釈付きバージョン)。MIRIの観測で発見された“猫の尻尾”(黄色の点線)は、主円盤(白色の破線)に対して傾いた副円盤(水色の点線)に付随する構造とみられている(Credit: NASA, ESA, CSA, STScI, C. Stark and K. Lawson (NASA GSFC), J. Kammerer (ESO), and M. Perrin (STScI))】

 

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