【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:NASA)
Source
- Image Credit: ESA/NASA/JPL/University of Arizona
- NASA - First Color View of Titan's Surface
【再掲載】こちらは、土星探査機「カッシーニ」に搭載されていた着陸機「ホイヘンス」が撮影した土星の衛星タイタンの地表です。※2005年1月15日にNASAが公開。背景画像はsoraeが付け加えてぼかし処理したものです。
2004年12月25日にカッシーニから分離されたホイヘンスは、2005年1月14日にタイタンへの着陸に成功しました。この画像は、ホイヘンスが捉えたモノクロ画像に色を割り当てて再現した疑似カラー画像となっています。
表面には岩のような物体(小石または氷塊)が幾つも転がっています。NASAによると、画像中央すぐ下に並んで写っている2つの物体は、左側の平たく見えるものが直径約14cm、その右隣にあるものが直径約4cmで、ホイヘンスから約33cm離れたところにあります。
以下の動画は、カッシーニとホイヘンスの撮影データをもとに作成された「タイタンの地表への接近動画」です。なお、動画の後半は、ホイヘンスの機体と冒頭の画像に写る物体の位置関係が分かる内容となっています。
※ホイヘンスは直径約2.7m、重さ約320kg
soraeでは、土星の衛星「タイタン」についての特集ページを公開しています。タイタンに関する詳細は以下の記事を参照してください。