【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)

こちらは、soraeが2021年2月8日の記事内で紹介した『探査機「ニュー・ホライズンズ」が撮影した冥王星の地平線』です。

Source
  • Image Credit: NASA/JHUAPL/SwRI
  • sorae - 冥王星を離れゆく探査機「ニュー・ホライズンズ」が見た氷の地平線

 

アメリカ航空宇宙局(NASA)の探査機「ニュー・ホライズンズ」は、2015年7月14日に探査機は地球から約48億km離れた冥王星に最接近しました。冥王星を通過する際に撮影されたこの画像は、冥王星の地平線が広がり、太陽が背景に沈む様子が映し出されています。

この写真には、「スプートニク平原」と呼ばれる広大な氷の平原や、山脈「ノルゲイ山地」「ヒラリー山地」が描かれています。これらの山々は富士山に匹敵する高さ約3500メートルに達します。冥王星の表面は、地球とは異なり、水氷に加えて窒素や一酸化炭素の氷が存在し、まさに異次元の世界です。

さらに、ニュー・ホライズンズによる観測で発見された霧状の現象は、冥王星でも窒素の循環があり、天気が変動する可能性を示唆しています。これらの科学的な発見は、冥王星が依然として研究対象として重要であることを裏付けています。

 

編集/sorae編集部

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