【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)


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  • Image Credit: W. M. Keck Observatory/Adam Makarenko
  • sorae - およそ100億年前に形成されたとみられる古い星に3つの系外惑星を発見

 

こちらは、soraeが2021年1月12日の記事内で紹介した『恒星TOI-561(右)と高温な岩石質の惑星TOI-561b(中央)、2つのガス惑星TOI-561cとTOI-561d(左)を描いた想像図』です。

2021年当時、ハワイ大学の研究グループは、天の川銀河を構成する星々のなかでも古い恒星のひとつにおいて、地球に近いサイズを含む3つの太陽系外惑星が見つかったとする研究成果を発表しました。

研究グループが発見したのは「ろくぶんぎ座」の方向およそ280光年先にある星「TOI-561」を周回する3つの系外惑星「TOI-561b」「TOI-561c」「TOI-561d」です。TOI-561は直径と質量がどちらも太陽のおよそ8割で、表面温度は太陽よりも数百度低い摂氏およそ5000度とされる恒星です。

恒星TOI-561は厚い円盤に属する古い星で、形成されてから100億年前後が経っているとみられています。研究者はTOI-561bについて、これまでに見つかった岩石質の系外惑星でも最も古いものの一つだとしています。

 

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