【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)

(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)


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  • Image Credit: ESO/L. Calçada
  • sorae - ビッグバンから9億年後の宇宙で超大質量ブラックホールを取り囲む6つの銀河

 

こちらは、soraeが2020年10月2日の記事内で紹介した『超大質量ブラックホールと6つの銀河が存在していた初期宇宙の巨大なフィラメント構造を描いた想像図』です。

2020年当時、初期の宇宙において超大質量ブラックホールを取り囲むように存在していた6つの銀河が観測されたとする研究成果が発表されました。

研究者が、ESO(ヨーロッパ南天天文台)の「超大型望遠鏡(VLT)」などを使って観測した6つの銀河と超大質量ブラックホールは、ビッグバンから9億年ほどしか経っていない初期の宇宙において、天の川銀河の300倍以上の大きさに広がるガスでできた「蜘蛛の巣」のようなフィラメント構造に存在していたといいます。また、6つの銀河に囲まれていた超大質量ブラックホールの質量は、この時代においてすでに太陽の10億倍に達していたとみられています。

 

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