【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2019年12月7日の記事内で紹介した『太陽の表面から噴出されたプロミネンス』の画像です。NASAの太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー」(SDO)が2011年に観測したデータから作成されています。
太陽で見られるもっとも壮大な現象の1つと言えるのが、「プロミネンス」の噴出です。
プロミネンスは太陽の磁場に支えられ、ときには太陽表面の上に浮かんでいます。穏やかなものは典型的には1か月ほど存在し続けますが、中には「コロナ質量放出」として太陽系内にガスを噴出することもあります。(プロミネンスがどのように形成されるかについては、多くの謎に包まれています)
なお、プロミネンスは日本語では「紅炎」とも訳されます。実際には「炎」ではなく、現在では訳語も「プロミネンス」とされることが多いようですが、現代の観測画像から見てもその迫力をよく表している言葉ではないでしょうか。