【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらは、soraeが2020年6月20日の記事内で紹介した『海王星の衛星「トリトン」』です。
1989年8月にNASAの惑星探査機「ボイジャー2号」が唯一のフライバイ探査を行った海王星の衛星トリトンは、謎の多い天体です。
トリトンには窒素を主成分とした大気や電離層が存在しており、ボイジャー2号が撮影した表面の画像には地下から物質が噴出したとみられる痕跡も捉えられていました。
また、その軌道は海王星の自転に逆行する右回りであることから、トリトンは海王星の重力に捉えられたエッジワース・カイパーベルト天体が起源ではないかとも考えられています。
元記事では、ボイジャー以来のトリトン観測を目指す探査計画候補「トライデント」を紹介しています(2020年にNASAのジェット推進研究所が解説した内容に基づく内容)。