【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
こちらの画像は『ダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡が撮影した太陽の黒点』です。(sorae 2020年12月7日の記事に掲載)
Source
- Image Credit: NSO/AURA/NSF
- sorae - 太陽黒点の詳細な画像。ハワイのダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡が撮影
2020年1月28日、全米科学財団(NSF)がハワイ・マウイ島のハレアカラ山頂(標高3067m)に建設した「ダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡」が、太陽の黒点とその周辺を詳細に撮影しました。
中央の暗い部分(暗部)から周囲に放射状に広がる筋状の部分(半暗部)は、人間の虹彩と瞳を連想させます。この黒点の直径は約1万6000kmで、地球(直径約1万2700km)がすっぽり収まる大きさです。
NSFのDavid Boboltz氏は、「この画像は、私たちの太陽についての理解を深めるであろうイノウエ太陽望遠鏡の能力を示しています」とコメントしています。
編集/sorae編集部