【SAPOD】今日の「宇宙画像」です。soraeが過去に紹介した特徴的な画像や、各国の宇宙機関が公開した魅力的な画像、宇宙天文ファンや専門家からお寄せいただいた画像を紹介しています。(文末に元記事へのリンクがあります)
(引用元:sorae 宇宙へのポータルサイト)
Source
- Image Credit: X-ray: NASA/CXO/University College London/W. Dunn et al; Optical: W.M. Keck Observatory
- sorae - NASAの観測衛星「チャンドラ」が天王星から放射されたX線を初めて検出
こちらは、soraeが2021年4月1日の記事内で紹介した『ハワイのW.M.ケック天文台で撮影した天王星画像に、X線観測衛星「チャンドラ」によるX線の観測データを合成した画像』です。
記事では、天王星から放射されたX線が初めて検出されたとする研究成果を解説しています。傾いた磁場によってオーロラが複雑に変動する可能性がある天王星は、興味深いX線観測の対象であり、成長するブラックホールや中性子星といった天体がX線を放射する仕組みをより良く理解することにつながると期待されています。
内容の詳細は元記事を参照してください。
なお、天王星は横倒しになって自転していますが(自転軸の傾きは約98度)、北と南の磁極を結んだ磁軸は自転軸に対して約60度も傾いているだけでなく、天王星の中心からもずれていることが知られています。